語順を学ぶ

語順を学ぶ

英語の学習は、極端に言えば、『語順の学習』に等しいといえます。

よく言われるように、私たち日本人が使っている日本語は、SOV(主語+目的語+述語)の言語です。
それに対して、英語はSVO(主語+述語動詞+目的語)の言語です。日本語では述語は最後に来るのに、英語では主語のすぐあとに来ます。

また日本語では、たとえ単語の順番が変わったとしても、助詞のおかげで意味は分かります。反対に、英語は語順で「主語」や「目的語」が決まります。日本語では特に語順を意識しなくても意味が分かるのに対して、英語は語順が変わると意味が変わったり、意味をなさなくなったりします。英語は、日本語よりも語順にうるさいのです。

ですから、英語の学習ではつねに、『語順がどうなっているか』を意識する必要があります。

日本語の語順とどう違うのか、日本語でのこの表現を英語ではどう表現するのか...という意識...。たとえば、「走っている犬」なら“a running dog”、「公園を走っている犬」であれば“a dog running in the park”となります。「公園(の中)を」の部分が加わると、英語では、修飾語句(「公園を走っている」の部分)は名詞(dog)の後にきます。

もちろん、発音や単語を覚えたり、たくさん勉強することはありますが、学習の際に、つねに『語順がどうなっているか』を意識しておくと学習効果があがるはずです。

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